よくあるトラブル
トラブル事例とその対策です。
どの事例も放置しておくと発電量の低下を招くようなものですが、事前に対策していれば防げるものばかりです。
メンテナンスに加入していない方は加入をお勧めします!
パネルの汚損
糞害&花粉
アルコール洗浄&
サーファーシールド塗布
I-Vカーブ測定による不良ストリングを特定し、
さらに不良ストリング内の不良ソーラーパネルを特定することで、
交換ソーラーパネルを判断します。
サーモカメラによりホットスポットを特定します。
サーファーシールドは自動パネル洗浄です。
塗布面に親水性をもたらし、雨水により汚れを洗い落とします。
端子の焦げ
上記の写真はネジのゆるみが原因でブレーカが焼き付いてしまった画像です。
非常に危険な状態となり、一度発電を停止せざるを得ない状態までになっていました。
これでも発電を続けていたので、気づきにくい事例の一つです。
雑草
雑草の問題は野立ての発電所にはつきものです。どんなに日射量が多くても影になってしまっては発電量は低下してしまいます。
一度刈っても時間が経つと生えてくることが悩ましいですね。実は発電所設置後の発電事業者さんが頭を多く悩ませることの1つです!!「設置前は雑草対策がここまで大変だとは思っていなかった」といった声も。
パワーコンディショナ
パワコンのフィルター目詰まり、パワコン内部の熱を放出するのに大事な隙間。
そこがほこりや汚れで塞がってしまうと内部の温度が上昇し、発電量が低下したり、保護機能が働いてパワコンが停止したりと、故障のリスクが上がります。定期的な清掃が必要です。
単管架台
産業用の太陽光発電が普及し始めた頃の発電所は単管の架台が多いです。
もともとアルミ架台に比べて強度が低いことに加え、錆は劣化の進行の原因となってしまうので早めに対処をする必要があります。
まれに部材の節約でアルミ架台と安価な単管を組み合わせて設置している所も見受けられます。
異なる金属を組み合わせるのは錆の原因ともなりうるのでメンテナンスや第三者チェックで確認するべきポイントです。
ネジのゆるみ・配線のたるみ
固定金具・ネジの緩み
配線のたるみ
マーキングをすることにより、ネジに緩みがないかを確認します。
緩みを発見した際は締め直し、安全な状態を保ちます。
不要な配線のたるみは、風などで接続部に負荷がかかり、劣化につながります。